週末に宮城県女川町へ行きました。
仙台市より車で1時間半ほどにある人口1万人の漁師町。
今回の津波により約4000世帯の半分以上が津波で流され、
人口も半分になった町。
この町へ行ったのは親友の実家があるので、片付けと物資を運ぶ為に
一緒に向かいました。
知り合いがいなければ行く事がなかったであろう町です。
仙台から石巻市を抜け、女川町へ向かうのですが、
石巻市の海側へ抜けるトンネルをくぐると、風景が一変します。
石巻を抜け、女川町へ入ると更に光景に絶句します。
海抜20mの高台にある病院施設から見た町並み。
この高台にある病院の1階でさえ、首まで浸水したということです。考えられない状況です。
正直、写真を撮る事さえ悩みました。
ただ、これをしっかり伝えて早く普通の生活に戻す事がここへ
訪れた人の役目だなって、話し合いました。
被災した人達の話も聞けました。一緒に行った友達の同級生たちも家を失っています。
みんな大きな心を持っている人ばかりでした。
まだ実感がないのが現状、ただ家も車もなくなったけど、生きてるからねって。
笑顔で話していました。
地元の友達が来てくれた事も喜んでいたに違いないです。
だからこそ、いろいろと話をしてくれたのもあります。
この町は物資もまだまだ届いていない。
区役所自体が流され機能してないので、外部との連絡も薄い。
電気と水も復旧のめどは立っていない。
行政なんかの文句を言うのではなく、現地の人達をどうやって前へ進めていけるか
だけを考えて行動していこうと思います。
物資もむやみやたらと集めるのではなく、必要なものを確実に
集め、タイミングよく現地へ持っていく事。
避難所には物資は余り余っています。
もうジャケットや厚手のものは十分で、水も相当分あります。
*女性用下着、肌着
*大きい体型の人達のTEEシャツや靴下(28cm以上)(XL以上のサイズ)
*おにぎり、パン以外の食料。
*サランラップ(水が通っていないので、皿などにかぶせて洗わずに済む)
*水のいらないシャンプー
*移動手段の足(バイクや自転車)
*段ボール、ゴミ袋、ガムテープ
*ろうそく、ランタンなど(電気がまだ復旧していない)
これはあくまでも女川町での声です。
石巻市や場所によってまた違って来ると思います。
週事に必要物資も変わっていくかもしれません。
物資の援助可能な人は下記住所まで送っていただければ
確実に女川町の方、またその近隣の方へ届けます。
243-0425
海老名市中野572-1
(株)エクシード 河尻宛
定期的にピンポイントで運びます。
あと女川町のホームページからも義援金の応援が出来ます。
http://www.town.onagawa.miyagi.jp/#kasetsujyukyo
一人でも、一家族でも早く普通の生活に戻す事が
現場の負担を減らし、また次の人を助ける事が出来る
流れになれば。
2011/04/04
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